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Hope for Women, Future for Children ~女性に希望を、子どもたちに将来を~を目標に掲げ、アジア地域の女性・子どものためのソーシャルミニストリーを支援する働きをしています!
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てぃーだブログ › Navi's Heart › ミッションツアー › 水道も電気もなく・・・

水道も電気もなく・・・

今回のミッションツアー第2の訪問地はカラウアン。
Sta Rosaから車で約2時間の距離にある、田舎町ですが、活火山のふもとには温泉が湧くということで、沢山のリゾート施設があります。

ところで、私たちがカラウアンを訪問したのは土曜日。フィリピンでは夏休みの真っ最中で、リゾート客がカラウアン目指して道路は大渋滞!午前9時に出発して到着したのはなんと午後2時。途中お昼で休憩したものの、約3時間半の移動になってしまいました。

水道も電気もなく・・・

さて、ここはマニラにあるスラム住民の移設先として、NGOによって建設させた新しい集落です。コンクリート造りの家は、電気や水道がないものの、あのマニラの「スラム」の居住空間から比べると、天と地の差!十分な広さと人間らしい空間がそこにはありました。

水道も電気もなく・・・

それぞれの家の前にはよく手入れされた庭があり、色とりどりの花が植えられ、場所によっては家のなかから鶏の鳴き声が聞こえたり・・・・。
とにかく、人が暮らすにふさわしい家が与えられたことを本当に嬉しく思いました。

ただ、家が与えられても仕事があるわけではありません。結局、ほどんどの家で、父親がマニラへ仕事を探しに行き、週末だけ家族と暮らすという生活を強いられています。

一度、なぜひどい環境での生活でも人々はマニラを離れないのか、と現地の方に訪ねたことがあります。その時、「人々は、都会にいれば何らかのチャンスが巡ってくるのではという期待から、マニラを離れたがらない」という答えが返ってきました。
今回、カラウアンという美しい土地でも、職がないという理由からマニラに舞い戻らなければならない人々がいると聞いた時、とにかく1世帯でも多くこの土地に定着し、人らしい生活をつつけることができるように願わずにはいられませんでした。

電気がなくても水道がなくても、美しい自然とそしてすんだ空気の下、子供たちがのびのびと成長してほしいと思いながら、カラウアンでの数時間を過ごしました。

さて、活動内容については次回ブログにて!



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