線路は続くよ・・・
線路は電車が走るところ・・・。だけではありません。
フィリピンでは人力車も走るんです!

去年までは、線路沿いに不法住居がたちならんでいた地域を訪問したときのこと。
メトロミニストリーズマニラの支援するバランガイ(いわゆる自治区)への移動手段がこの、人力車だったんです。
両側に背中合わせで乗り合い、大人8人を乗せていざ出発。がらがらがらと音を立てながら、お兄さん2名が足で漕いで動かしていました。

強烈な日差しを浴びゆっくりと移動していく人力車に揺られながら、眼前に広がるごみの風景と、真っ青な空のコントラストがなんとも言えず、不思議な気分になります。

そこでの光景は、貧困の悲しさと言うより、人が生きていく「意志」の強さを逆に感じさせました。
なんでも整えられていないと生きていけないと錯覚している日本人にとって、いかなる環境の中でも命の力を失わないスラムに住む人々の強さ。
彼らの環境を決して「良し」とはしません。でも、自らの力では変えられない何かをポジティブに受け入れ生きる力を失わないのはすばらしいことだと思うのです。
すべての貧困をなくすくことは不可能でも、リソースが不足している状態の中でいかに「持っている」ものを見つける知恵を身につけるか、そのことによって生きている環境の中での自分の存在の意味付けが変わってくるのではないか、と思わされた1日でした。
なんだか、フランクルの「意味への意思」読んでみたくなりました・・・・。
フィリピンでは人力車も走るんです!

去年までは、線路沿いに不法住居がたちならんでいた地域を訪問したときのこと。
メトロミニストリーズマニラの支援するバランガイ(いわゆる自治区)への移動手段がこの、人力車だったんです。
両側に背中合わせで乗り合い、大人8人を乗せていざ出発。がらがらがらと音を立てながら、お兄さん2名が足で漕いで動かしていました。
強烈な日差しを浴びゆっくりと移動していく人力車に揺られながら、眼前に広がるごみの風景と、真っ青な空のコントラストがなんとも言えず、不思議な気分になります。
そこでの光景は、貧困の悲しさと言うより、人が生きていく「意志」の強さを逆に感じさせました。
なんでも整えられていないと生きていけないと錯覚している日本人にとって、いかなる環境の中でも命の力を失わないスラムに住む人々の強さ。
彼らの環境を決して「良し」とはしません。でも、自らの力では変えられない何かをポジティブに受け入れ生きる力を失わないのはすばらしいことだと思うのです。
すべての貧困をなくすくことは不可能でも、リソースが不足している状態の中でいかに「持っている」ものを見つける知恵を身につけるか、そのことによって生きている環境の中での自分の存在の意味付けが変わってくるのではないか、と思わされた1日でした。
なんだか、フランクルの「意味への意思」読んでみたくなりました・・・・。
2009年11月05日 20:48